ジチタイワークス

頭痛、腰痛、肩こり。デスクワークで見直すべき「姿勢」とは?

ジチタイワークスWEB限定の新企画「デスクでできる“カラダ”の改善の習慣」。
「自治体で働く“コトとヒト”を元気に。」をテーマに、仕事中のちょっとした一息をお届けする企画。
デスクワークのあなたに仕事中に試してほしいストレッチをお届けする。

日本人は座りすぎ

よく言われていることだが、自治体職員の皆さんも勤務時間の大半がデスクワークという方も多いのではないだろうか?デスクワークの影響による首や肩のコリは、座り方の姿勢を意識すると、改善されるかもしれない。
今回は毎日何気なく座っている「姿勢」を見直していく。

そもそも「正しい姿勢(座り方)」とは?

「骨盤を立てる」「椅子に浅く座る」など、様々なやり方があるが、今回は「坐骨を意識した姿勢」をご紹介する。

「正しい姿勢(座り方)」のメリット

1.疲れにくい

「正しい姿勢」は、体内の適切なところに適切な負荷がかかっている状態。そのため、⾎流が良くなり、疲れにくくなる。ただし、⻑時間同じ姿勢でいると、筋肉の⾎液循環が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなってしまうので、ストレッチや立ったり歩いたりすることも意識的に行おう。

2.イライラしにくくなる

「正しい姿勢」によって深い呼吸ができると、副交感神経によってリラックス状態となる。背骨の歪みを正せば自律神経も整いやすくなる。反対に悪い姿勢でいると、浅い呼吸が続き⾃律神経が乱れ、落ち着きが無くなったり、情緒不安・不眠・頭痛の原因になる。

3.体の不調の改善になる

姿勢の影響によって頭痛、腰痛、肩こり、ひざの痛みなどの原因となる。

「正しい姿勢」で、バランスよく⾝体に負荷がかかり、筋⾁を使うことで、⾝体の不調を予防することへつながる。

自分の「坐骨」意識したことは?

まずは実際に自分自身の坐骨を触ってみよう。

1.椅子に座り、お尻の下に両手を入れてみる。(手のひらは上下どちらでも構わない。)
2.お尻を前後に動かす。
3.左右それぞれでゴリゴリ当たる骨、それが坐骨である。

坐骨を意識した座り方

自分の坐骨の位置が分かったら、この状態が「骨盤が立っている」状態だ。

1.椅子の座面に坐骨がしっかりあたるように座る。
2.椅子の高さを、膝を90度に曲げて、両⾜の裏が床につくように調整する。
3.背筋は頭が天井に引っ張られるイメージで伸ばす。
4.肩の力を抜き、顎を引く。

左右の坐⾻の2点と、両⾜の裏の計4点でしっかりと⾝体を⽀えると、上半⾝が安定し、自然に正しい姿勢を保つことができる。

日々改善あるのみ

はじめは意識して姿勢を正しても、すぐに疲れてしまったり、無意識に背中が丸まってしまうこともあるだろう。諦めずに何度も意識していくことで慣れていき、1時間が3時間へ、1日が3日へと少しずつ長くキープできるようになる。

日々改善を繰り返すことで、正しい「座り方」から”カラダ”の改善の習慣が得られるだろう。

 

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